ElevenLabsで日本語ナレーションの読み間違いを直す
ElevenLabsは、文章を入れると自然な声で読み上げてくれるAIの音声ツールです。日本語にも対応していますが、数字や英字、読みが複数ある漢字で読み間違いが起きることがあります。公式ドキュメントを読んで、直し方を整理しました。
結論:いちばん確実なのは、読み上げる前に原稿をかなに直すことです。数字・英字・記号・読みが複数ある漢字を、読ませたい言葉に書き換えます。何度も出る語は発音辞書に登録し、最後は聞いて確かめます。
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この記事を書いた人
運営者は非エンジニアで、ClaudeとClaude Codeに頼んでゲームサイト1つと特化サイト3つを作り、月5万円を目標にアフィリエイトの実験をしています(収益はまだほぼ出ていません)。ElevenLabsはまだ使っていません。ショート動画のナレーションに使う候補として、公式の料金ページとドキュメントを読んで調べた内容です。
なぜ読み間違えるのか
ElevenLabsの公式ドキュメントには、読み上げの前に文字を「読める形」に直す処理(テキストの正規化)が、標準で入っていると書かれています。そのうえで、次のようなものは読み方が崩れやすいと説明されています。
- 電話番号・金額・日付・時刻
- 住所・URL
- 単位の略字(kg、kWh など)や略語
数字は「同じ数字でも読み方が1つではない」とも書かれています。日本語ではこれに加えて、「今日(きょう/こんにち)」のように読みが複数ある漢字も、文脈によって読み違えやすいところです。
ねこAIやのに、数字が苦手ってほんま?
フクロウ「503」をごひゃくさん と読むか、ごーまるさん と読むかは、人でも文脈しだいじゃろ。AIも同じところで迷うのじゃ。
原稿の読み間違えやすい語チェッカー
ナレーションの原稿を貼ると、読み間違えやすい語に印をつけます。印がついた語を、読ませたい形(ひらがな・カタカナ)に直してから読み上げると、やり直しが減ります。
数字・英字・記号・日付・URLなどと、読みが複数ある漢字の一部(例として約30語)に印をつけます。印がない語も読み間違うことはあるので、最後は聞いて確かめてください。原稿はこのページの中だけで処理し、どこにも送りません。
読み間違いの直し方5つ
1. 読み間違えた語をかなに書き換える
いちばん手軽で確実なのは、原稿そのものを直す方法です。公式ドキュメントでも、略語は書き広げる・日付は読ませたい形で書く、といった「原稿側で読める形にする」やり方がすすめられています。
| 原稿 | 直し方の例 |
|---|---|
| 503エラー | ごーまるさんエラー |
| SEO | エスイーオー |
| 10/19 | じゅうがつ じゅうくにち |
| 今日は(こんにちは の意味) | こんにちは |
字幕にも同じ原稿を使う場合は、字幕用と読み上げ用で原稿を分けておくと、見た目が崩れません。
2. 記号と略語を言葉にする
「&」「%」「〜」などの記号は、読まれなかったり英語読みになったりすることがあります。「アンド」「パーセント」「から」のように、言葉に置き換えておきます。
3. 何度も出る語は発音辞書に登録する
商品名やサービス名など、毎回出てくる語は「発音辞書(Pronunciation dictionary)」に登録できます。公式の説明では、登録のしかたは2つです。
- エイリアス:ある語を、別の書き方に置き換えて読ませる(例:「SEO」を「エスイーオー」に)
- 音素の指定:発音記号(CMU ArpabetやIPA)で読み方を指定する
公式の説明を読む限り、音素の指定は英語向けの発音記号で、使えるモデルも限られています。日本語での使い方は書かれていないので、日本語はエイリアスで置き換えるのが現実的です。
注意点もあります。
- 使える場所は、公式の説明ではStudio・Dubbing Studio・APIの3つ
- 大文字と小文字は区別される
- 辞書は上から順に見て、最初に当てはまった置き換えだけが使われる
ふだんの読み上げ画面で辞書を使えるかは、公式で確かめてください。
4. モデルを変えてみる
公式ドキュメントでは、数字の読み上げにはMultilingual v2のほうが向いていると書かれています。新しいEleven v4は、IPA(国際音声記号)での指定に対応が強化されたと案内されています。読み間違いが多いときは、モデルを変えて同じ原稿で比べてみます。
5. 最後は聞いて確かめる
ねこ全部直したら、もう聞かんでええやろ?
フクロウAIの音声は、同じ原稿でも作るたびに少し変わることがある。公開する前に一度は通しで聞くのじゃ。
印のつかない語でも読み違えることはあります。動画に使う前に、通しで1回聞く時間をとっておくと安心です。
無料で試せる量と、商用で使うときのプラン
| 無料 | Starter | Creator | |
|---|---|---|---|
| 料金 | 0ドル | 月6ドル | 月22ドル(初月は半額の11ドル) |
| クレジット | 月1万 | 月3万 | 月12.1万 |
| 読み上げの目安 | 約10分 | 約30分 | 約121分 |
| 商用ライセンス | なし | あり | あり |
2026年10月時点の公式の料金ページの表示で、税は別です。1ドル150円で計算すると、Starterは約900円です。商用ライセンスはStarterからなので、収益化する動画のナレーションに使うならStarter以上が前提になります。
料金や条件は変わるので、申し込む前にElevenLabsの公式の料金ページで確かめてください。
BGMもAIで作るなら、Sunoで作った曲の商用利用の条件もあわせて確認しておくと安心です。
正直なデメリット
- 読み間違いは、原稿の手直しと聞き直しで人が拾う前提。
- 発音辞書は使える場所が限られ、日本語でどこまで効くかは公式に書かれていない。
- 無料プランは月1万クレジット(約10分)で、商用ライセンスもない。
- 料金はドル建てで、為替と税で円の負担が変わる。
向いている人・向いていない人
| 向いている | 向いていない | |
|---|---|---|
| 作りたいもの | ショート動画や解説動画のナレーション | 一字一句の読みを毎回保証したい案内音声 |
| 原稿 | かなに直す手間をかけられる | 固有名詞や数字が大量で直しきれない |
| 予算 | 月6ドルから始められる | 無料のまま収益化したい |
ナレーションをつける動画を長い動画から切り出すならOpus Clipの使い方、ツールの選び方はショート動画の切り抜きAIツールの選び方で整理しています。副業で使う道具の全体はAI副業で使う海外ツールの一覧をどうぞ。
まとめ
- 数字・日付・URL・略語は、公式も「読み方が崩れやすい」と説明している。
- いちばん確実なのは、原稿の段階でかなに書き換えること。
- 何度も出る語は発音辞書のエイリアスで置き換える。使える場所は限られる。
- 商用ライセンスはStarter(月6ドル)から。公開前に通しで聞いて確かめる。
よくある質問
- ElevenLabsの日本語はなぜ読み間違える?
- 公式ドキュメントでも、電話番号・金額・日付・時刻・URL・単位の略字などは読み方が崩れやすいと説明されています。日本語では、読みが複数ある漢字も間違えやすいところです。
- いちばん手軽な直し方は?
- 原稿の段階で、読み間違えた語をひらがなやカタカナに書き換えることです。数字や記号も、読ませたい言葉に直してから読み上げます。
- 発音辞書は日本語でも使える?
- 発音辞書には、別の書き方に置き換えるエイリアスと、発音記号で指定する方法があります。公式の説明では使える場所はStudio・Dubbing Studio・APIです。日本語でどこまで効くかは書かれていないので、少ない語で試してから広げるのが安心です。
- 無料プランで作った音声を収益化する動画に使える?
- 公式の料金ページでは、商用ライセンスはStarter(月6ドル)からで、無料プランには含まれていません。収益化する動画に使うならStarter以上が前提です(2026年10月時点)。
参考:ElevenLabs Pricing、ElevenLabs Docs: Pronunciation(発音・発音辞書・テキストの正規化)、ElevenLabs 日本語の音声合成(2026-10-19時点で確認)
運営者はElevenLabsをまだ使っていません。この記事は公式の料金ページとドキュメントを読んで調べた内容です。円の金額は1ドル150円で計算しています。料金・機能・モデルは変わることがあるので、申し込む前に公式ページで確かめてください。チェッカーが印をつけるのは読み間違えやすい語の例で、読み上げの結果を保証するものではありません。