Make・n8n・Zapierの違い、非エンジニアはどれを選ぶ?
Make・n8n・Zapierは、どれも「アプリ同士をつないで作業を自動にする」ツールです。違いが一番出るのは、料金を何で数えるかと、サーバーを自分で管理するかどうかです。3つの公式の料金ページとヘルプを読んで、非エンジニアの目線で比べました。
結論:0円で始めて、サーバーも触りたくないならMakeのFreeが入りやすいです。英語の資料を読みながらサーバーを管理できるなら、n8nを自分のサーバーで動かすと利用料は0円です。Zapierは2ステップの単純な自動化なら分かりやすい一方、無料枠ではAIをはさむ流れは組めません。
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運営者は非エンジニアで、ClaudeとClaude Codeに頼んでサイトを作っています。3つのツールはどれもまだ使っていません。LINEのAI自動返信などに使う候補として、公式の料金ページ・ヘルプを読んで比べました(2026年10月19日に確認)。
3つの違いを1つの表で
| Make | n8n | Zapier | |
|---|---|---|---|
| 料金の数え方 | 部品が1回動くごと(クレジット) | 流れ1回ごと(実行) | 動作が1回成功するごと(タスク) |
| 無料で使える範囲 | 月1,000クレジット・シナリオ2つ | 自分のサーバーなら利用料0円 | 月100タスク・2ステップまで |
| 有料の入口 | Core:月払い$12(10,000クレジット) | Cloud Starter:年払いで月€20(2,500実行) | Professional:月$19.99から |
| サーバーの管理 | 不要 | Cloudなら不要、自分で動かすなら必要 | 不要 |
| 起点の確認 | 確認1回も数える | 流れが動いた回数で数える | 確認は数えない |
2026年10月時点の公式ページの表示です。Zapierの$19.99が月払いか年払いの金額かは、料金ページの文面から読み取れませんでした。n8nの料金ページは年払いの金額だけが出ていて、月払いの金額は確認できませんでした。
ねこ数え方がバラバラやん。結局どれが安いん?
フクロウ流れの部品の数と、動かす回数で変わるんじゃ。同じ自動化で数えてみるのが一番わかりやすいぞ。
同じ自動化で数えてみる
例として、「LINEにメッセージが届く→AIが返答文を作る→LINEで返す」という3つの部品の流れを、月300回動かす場合を考えます。
| ツール | 月の使用量 | 収まるプラン |
|---|---|---|
| Make | 約900クレジット(3×300) | Free(1,000まで) |
| n8n | 300実行 | Cloud Starter(2,500まで)か、自分のサーバー |
| Zapier | 600タスク(起点を除く2つ×300) | 有料(Freeは2ステップまで) |
部品が増えると差が広がります。Makeは部品の数だけ増え、n8nは部品がいくつあっても流れ1回で1実行です。Makeの細かい数え方はMakeの料金とクレジットの計算機で確かめられます。
なお、AIのAPI料金(OpenAIなど)は、どのツールを選んでも別にかかります。
それぞれの特徴
Make:画面で部品をつなぐ。無料でも複数の手順が組める
部品を線でつないで流れを作ります。Freeでも複数の部品をつなげるので、AIをはさむ流れも試せます。LINEは、Makeが確認して管理しているアプリとして用意されています。作り方はMakeとLINEでAI自動返信を作る手順にまとめました。
注意点は、定期的に確認する起点を使うと、データがない回もクレジットを使うことです。
n8n:自分のサーバーなら利用料0円。ただし管理は自分
n8nの公式ドキュメントでは、自分で動かすCommunity版を「無料で、ほぼすべての機能」と説明しています。その代わり、npm・Docker・サーバーでの設置が必要で、保守も自分の責任です。公式も、技術に詳しくない人にはCloud版を勧めています。
LINEについては、n8nの「Line」ノードはLINE Notify用で、すでに非推奨です。LINEのMessaging APIとつなぐときは、Webhookと「HTTP Request」の部品を組み合わせます。手順はn8nでLINEとつなぐ方法で説明しています。
Zapier:単純な自動化が分かりやすい。起点の確認は無料
Zapierは、起点(トリガー)や新着の確認をタスクに数えません。絞り込み(Filter)などの一部の組み込み機能も数えないと案内されています。ただしFreeは2ステップ(起点+動作1つ)までで、月100タスクです。AIをはさむ3ステップ以上の流れは有料になります。
ねこn8nの「自分のサーバーなら0円」って、めっちゃ魅力的やけどな。
フクロウ利用料は0円でも、サーバー代と、止まったときに直す手間はかかるんじゃ。最初の1つはサーバー不要のツールで作って、慣れてから移す人もおるぞ。
3問でどれが合うか判定
費用・サーバーの管理・英語の資料の3つを選ぶと、合いそうなツールを出します。選んだ内容はどこにも送られません。
前提:Make Freeは月1,000クレジット、Coreは月払い$12。n8n Cloud Starterは年払いで月€20・2,500実行。Zapier Freeは月100タスク・2ステップまで(各社の料金ページ、2026-10-19確認)。3つとも公式のヘルプは英語が中心です。
正直なデメリット
- Make:定期的な確認でクレジットが減る。Freeは有効なシナリオが2つまで。
- n8n:自分のサーバーで動かすと、設置・更新・障害の対応がすべて自分。Cloudはユーロ建てで、料金ページは年払いの表示。
- Zapier:Freeは2ステップまで。部品の多い流れを何度も動かすと、タスクが増えやすい。
- 3つとも、公式のヘルプやモジュール名は英語が中心。
向いている人・向いていない人
| ツール | 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|---|
| Make | 0円で複数の手順を試したい | 1分ごとの確認を無料で回したい |
| n8n | サーバーを管理できる・部品の多い流れを何度も動かす | 止まったときに自分で直せない |
| Zapier | よく使うアプリを2ステップでつなぐだけ | 無料でAIをはさむ流れを作りたい |
公式サイトはこちらです。Makeの公式サイト、n8nの公式サイト、Zapierの公式サイト。動画や音声のAIツールも含めた全体は、AI副業で使う海外ツールの一覧で比べています。
まとめ
- Makeは部品ごと、n8nは流れ1回ごと、Zapierは成功した動作ごとに数える。
- 3つの部品を月300回なら、MakeはFreeに収まり、Zapierは有料が必要。
- n8nは自分のサーバーなら利用料0円。ただし管理は自分の責任。
- サーバーを触りたくない非エンジニアは、まずMakeのFreeから試すのが入りやすい。
よくある質問
- Make・n8n・Zapierで一番の違いは?
- 料金の数え方です。Makeは部品が1回動くごと、n8nは流れ1回ごと、Zapierは動作が1回成功するごとに数えます。部品の多い流れを何度も動かすほど差が出ます。
- n8nは本当に無料で使える?
- 自分のサーバーで動かすCommunity版は、公式に無料と案内されています。ただしサーバー代や設置・保守の手間は自分持ちです。管理不要のn8n Cloudは有料で、Starterは年払いで月€20です。
- ZapierのFreeプランでAIの自動返信は作れる?
- ZapierのFreeは2ステップ(起点と動作1つ)までなので、受け取る・AIで作る・返すの3ステップの流れは組めません。有料プランが必要です。
- 非エンジニアが最初に試すならどれ?
- サーバーを触りたくないなら、Freeで複数の手順をつなげるMakeが入りやすいです。英語の資料を読みながらサーバーを管理できるなら、n8nを自分で動かす選択肢もあります。
参考:Make Pricing、Make Help: Credits、n8n Pricing、n8n Docs: Choose how to use n8n、n8n Docs: Line node、Zapier Pricing(2026-10-19時点で確認)
この記事は、運営者(非エンジニア)が公式の料金ページとドキュメントを読んで比べた内容をまとめたもので、3つを実際に使い比べた記録ではありません。料金は為替・時期で変わります。申し込む前に各公式ページで確かめてください。