名前をひらがなで書く練習|いつから・どう教える?つまずきやすい字と工夫
「入学までに、自分の名前くらいは書けるようにしておきたい」と考えるご家庭は多いと思います。
名前は、子どもにとっていちばん身近で、いちばん書きたい字です。
このページでは、名前を書く練習の始め方と、つまずいたときの工夫をまとめました。
名前の練習は、まず「読む」から
幼稚園教育要領では、文字への興味・関心を育てることが示されています[1]。
名前は、持ち物・靴箱・作品など、生活の中で何度も目にする字なので、興味を持ちやすい入口です。
書く前に、持ち物の名前を一緒に指さして読む時間をとりましょう。
書く練習の進め方
1 1文字ずつ、別々に練習する
名前を全部いっぺんに書くのは大変です。1文字ずつ、得意な字から練習しましょう。
2 大きなマスで書く
最初は、1文字が手のひらくらいの大きなマスで十分です。小さく書くのは、形が整ってからで大丈夫です。
3 見て写す
名前のお手本を書いて横に置き、見ながら書きます。なぞるだけより、見て写すほうが、形を覚える練習になります(なぞり書きの記事を参照)。
4 書けた名前を「使う」
お絵かきにサインをする、家族への手紙に名前を書く、など。使う場面があると、練習が続きやすくなります。
つまずきやすいところ
鏡文字になる
左右が反対になるのは、幼児期によくあることです。くわしくは鏡文字の記事にまとめています。
小さい「ょ」「っ」がある名前
「きょうこ」「しょうた」など、小さく書く字は位置が難しい字です。
小学1年生の国語でも、拗音・促音をマスの中の正しい位置に書くことが学習の目標になっています[2]。入学前は、小さく書けていれば十分です。
字の大きさがそろわない
マスや点線のある紙を使うと、そろえやすくなります。
よくある疑問
入学までに名前を書けないとまずいですか?
ひらがなの読み書きは、小学1年生の国語で学ぶ内容です[3]。書けたほうが安心ではありますが、書けないまま入学する子もいます。
持ち物の名前を「読める」ようにしておくだけでも、学校生活では助かります。
漢字の名前は、いつから練習しますか?
漢字は学校で学年ごとに習います。まずはひらがなで書けることを目標にし、漢字はお子さんが興味を持ったら、で大丈夫です。
参考にした資料
- 文部科学省「幼稚園教育要領(平成29年告示)」(領域「言葉」の内容・内容の取扱いの文字に関する記述と、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」の文字に関する項目、その位置づけを確認)
- 江戸川区立本一色小学校「第1学年 国語の単元計画」(拗音・促音などの書く位置や大きさを理解し、ます目の中の正しい位置に書くことが目標に入っていることを確認(検索結果の要約で確認))
- 文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」(国語 第1学年及び第2学年の、平仮名及び片仮名を読み書きする内容と、書写の内容を確認)
この記事について:この記事を書いた環境から資料のページを開けなかったため、「検索結果の要約で確認」と書いた資料は、検索結果の題名と要約で内容を照合しました。数字や文言は原文で確かめてください。文部科学省・文化庁の資料のうち、ほかの記事でページを開いて確認したものは、そのまま使っています。専門家の監修は受けていません。内容に誤りがあれば、お問い合わせフォームからお知らせください。