あといくつで10?10の合成・分解を遊びで練習|くり上がりの前に
くり上がりのたし算もくり下がりのひき算も、学校では「10とあといくつ」という見方を使って考えます[1][2]。
その土台が、「10はいくつといくつ」がすぐ言えることです。
このページでは、ブラウザで遊べるミニゲームと、家でできる遊び方をまとめました。
ミニゲーム:あといくつで10?
数が出たら、あといくつで10になるかをタップしてください。10問で終わります。答えるまでの時間が長かった数を、最後に表示します。
スタートをおしてね
結果はどこにも送られません。時間は目安です(端末によって変わります)。
なぜ「10のまとまり」が大事なのか
教科書の指導計画では、くり上がりのたし算の前に「10の補数(あといくつで10)」をとらえる活動が置かれています[1]。
13−9 では、13を10と3に分け、10から9をひいて1、と考えます[3]。
どちらも、途中で「9はあと1で10」「10−9=1」を使っています。
ここで指を使って数えると、くり上がりの計算が長くなり、手順も覚えにくくなると考えられます(筆者の考えです)。
| 計算 | 使う10の組み合わせ |
|---|---|
| 9+4、9+7 など | 9と1 |
| 8+5、8+6 など | 8と2 |
| 13−9、15−9 など | 10−9=1(9と1) |
| 14−8、12−8 など | 10−8=2(8と2) |
家でできる遊び方
指かくしクイズ
親が両手で10本の指を出し、何本かを握って隠します。「出ているのは7本。かくれているのは?」と聞きます。
答えが3なら、10は7と3です。道具がいらないので、車の中や待ち時間にもできます。
10になるペアさがし(トランプ)
トランプの1〜9(Aを1として)を使い、2枚で10になるペアを取っていく遊びです。
神経衰弱のように裏返して遊ぶと、記憶の遊びにもなります(遊び方は筆者が考えたものです)。
おはじきを10この枠に入れる
卵のパックのような10この枠に、おはじきを何こか入れて「あといくつで満タン?」と聞きます。
10のまとまりが目で見えるので、ブロックを使う授業[3]に近い形で練習できます。
正直なところ
- ミニゲームは10問だけの短いものです。速さを競うより、指を使わずに答えられるかを見る道具として使ってください。
- 家での遊びの効果を研究で確かめた資料は、今回確認できていません。
次の一歩
すぐ言えるようになったらくり上がりのたし算、その次はくり下がりのひき算へ。全体の順番はくり上がり・くり下がりのまとめにあります。
手を動かして10のまとまりにふれる道具です(広告)。
よくある疑問
10の合成・分解は何年生で習いますか?
1年生の算数です。くり上がりのたし算・くり下がりのひき算の授業でも「10とあといくつ」の見方を使います[1][2]。
東京書籍の指導計画では1年生の2学期です[1]。教科書で違うので、学校の教科書で確かめてください。
指を使って答えてしまいます。
はじめは指を使ってもかまいません。
指かくしクイズのように、指を見る遊びから始め、少しずつ見ないで言えるようにする方法があります(筆者の考えです)。
全部言えるようになったら、次は何をすればいいですか?
「13は10と3」のように十何を10といくつに分ける練習をしてから、くり上がりのたし算に進むと、手順がつながりやすくなります(筆者の考えです)。
参考にした資料
- 東京書籍「「新編 新しい算数」年間指導計画作成資料 略案【1年】」(令和6年度用。3学期制の2学期に「たしざん」(繰り上がりのある1位数どうしの加法。被加数が7〜9の場合→2〜6の場合)と「ひきざん」(繰り下がりのある11〜18−1位数の減法。減数が7〜9の場合→2〜6の場合)。たしざんの前に「10の補数をとらえられるようにするための活動」。2026年11月5日に本文を確認)
- 徳島県立総合教育センター「第1学年 算数科学習指導案(ひきざん)」(繰り下がりのあるひき算の単元の指導案。2026年11月5日にページを確認)
- 港区立麻布小学校「本時の振り返り(第1学年 ひきざん 2/9)」(13−9で、13を10と3に分ける減加法を考える授業。ブロックを動かして「10のまとまりから9をひく」よさを実感させ、「数えひき」「減加法」「減減法」の考えを取り上げている。2026年11月5日に本文を確認)
この記事について:教科書会社の指導計画と学校の資料は、2026年11月5日に本文を確かめました。ミニゲーム・家での遊び方・表の例は運営者が作ったもので、効果が研究で確かめられたものではありません。専門家の監修は受けていません。