ひらがなとカタカナのちがい|成り立ち・使い分けを子どもにどう説明する?
「どうしてカタカナがあるの?」「『りんご』はひらがななのに、『バナナ』はどうしてカタカナ?」——子どもからよく出る質問です。
このページでは、ひらがなとカタカナのちがいと、子どもへの説明のしかたをまとめました。
成り立ちのちがい
ひらがなは、漢字をくずして書いた形(草書体)から生まれました。カタカナは、漢字の一部分を取って作られました[1]。
くわしくは「カタカナの成り立ち」「ひらがなの成り立ち」の記事にまとめています。
カタカナで書く言葉の種類
学習指導要領の解説では、片仮名で書く語として、擬声語や擬態語、外国の地名や人名、外来語などが挙げられています[2]。
| 種類 | 例 |
|---|---|
| 外国から来た言葉(外来語) | バナナ、テレビ、パン |
| 外国の地名・人名 | アメリカ、パリ、エジソン |
| ものの音・動物の鳴き声(擬声語) | ワンワン、ドン、ガチャン |
| ようすを表す言葉(擬態語) | キラキラ、フワフワ |
擬態語は、ひらがなで書くことも多い言葉です。どちらで書くかは、文章によってちがいます。
子どもへの説明のしかた
「外国から来た言葉は、カタカナのお洋服を着ている」
たとえ話にすると、低学年の子にも伝わりやすくなります。
なかま分けゲーム
言葉カードを「ひらがなチーム」「カタカナチーム」に分けます。新聞やチラシからカタカナの言葉を探して分類する授業の例もあります[2]。
例外も楽しむ
「パン」はポルトガル語から来た言葉、「てんぷら」はひらがなで書くことも多い、など、例外を見つけるのも学びになります。
よくある疑問
動物や植物の名前は、カタカナですか?
図鑑など、カタカナで書くことが多い分野もあります(例:ライオン、ヒマワリ)。
ふだんの文章では、ひらがなや漢字で書くことも多く、きまりは一つではありません。
カタカナを先に教えてもいいですか?
学校ではひらがなが先ですが、家庭で興味を持った順に読めるようになるのは問題ありません。
参考にした資料
- コトバンク「片仮名」(「阿→ア」「伊→イ」「宇→ウ」などの例、平安初期の学僧が経文に訓点を加えるために使ったという説、12世紀ごろの統一、1900年の小学校令施行規則、「二→ニ」「八→ハ」の例を確認(検索結果の要約で確認))
- 日本新聞協会 NIE「学習指導要領とNIE(国語)」(片仮名で書く語として「擬声語や擬態語、外国の地名や人名、外来語など」を挙げた解説の引用を確認(検索結果の要約で確認))
- 埼玉大学教育学部附属小学校「第1学年 国語科学習指導案(かたかな)」(学習指導要領の「平仮名及び片仮名を読み、書くこと。また、片仮名で書く語の種類を知り、文や文章の中で使うこと」の引用と、1年生の単元「かたかなを みつけよう」の記述を確認(検索結果の要約で確認))
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