子どものお金の勉強|お小遣いはいつから・いくら、本やプリントの使い方
キャッシュレスが当たり前になり、子どもにお金のことをどう教えたらいいのか、悩む方も増えています。
このページでは、小学生のお小遣いの実態を調査で確かめ、家庭でできるお金の勉強の始め方と、本・プリント・アプリの使い方をまとめました。
小学生のお小遣いの実態
金融広報中央委員会の「子どものくらしとお金に関する調査(第3回)」(2015年度)では、お小遣いをもらっている割合は、小学生の低学年で72.9%、中学年で73.0%、高学年で73.2%でした。
月1回もらう場合の金額は、どの学年も500円がもっとも多い回答でした[1]。
調査から10年近くたっているので、いまの金額とは違う可能性があります。より新しい調査があるかは、今回確認できませんでした。
家庭でできる、お金の勉強の始め方
ここからは、一般にいわれる始め方を筆者が整理したものです。
- お小遣いを決める:金額と渡す日を決め、その中でやりくりします。
- お小遣い帳をつける:もらった・使った・残りを書くだけでも、たし算・ひき算の練習になります。
- 買い物を手伝ってもらう:予算を決めて、おやつを選んでもらいます。
- 「ほしい物」を待つ:すぐ買わず、貯めてから買う経験をします。
- 見えないお金の話もする:電子マネーやカードも、使えばお金が減ることを、家族の会話で伝えます。
本・プリント・アプリの使い方
- 本:お金の仕組みを絵や漫画で説明した子ども向けの本は、話のきっかけになります。
- プリント:お店屋さんごっこの値札やお小遣い帳など、手を動かすものが低学年には取り組みやすいです。
- アプリ:お小遣いの記録ができるアプリもあります。課金や広告の仕組みは、保護者が先に確かめておきます。
- セミナー・教室:銀行などが親子向けの催しを開くこともあります。内容と費用を確かめてから参加します。
よくある疑問
お小遣いは、いつから渡せばいいですか?
決まった時期はありません。調査では、小学校の低学年から約7割がもらっていました[1]。
数を数えられ、ほしい物を自分で選べるようになったころが、始めどきの一つと考えられます。
お手伝いでお小遣いをあげるのは、いいですか?
家庭の考え方によります。家族の一員としてのお手伝いと、お小遣いを分けて考える家庭もあります。
お金の勉強は、算数にも役立ちますか?
お小遣い帳の計算は、たし算・ひき算の練習になります。ただ、算数の成績が上がるかを調べた研究は、今回確認できませんでした。
参考にした資料
- 金融広報中央委員会「子どものくらしとお金に関する調査(第3回)2015年度調査」(お小遣いをもらっている割合が小学生低学年72.9%、中学年73.0%、高学年73.2%、月1回もらう場合の最頻値が各学年500円。三菱UFJ銀行のコラム「小学生のお小遣い、いつから渡す?平均いくら?」などが紹介する値を、検索結果の要約で確認し、資料本文はこの記事を書いた環境から開けなかった。最新の調査があるかは確認できていない)
この記事について:当サイトの他の記事で資料を開いて確かめた内容(それぞれの資料の説明を参照)と、検索結果の要約で確かめた内容(説明に「検索結果の要約で確認」と書いたもの)を使っています。研究の多くは海外のもので、家庭の状況にそのまま当てはまるとは限りません。