PRこの記事は、教材・商品の紹介(広告)を含みます。

子供が勉強しなくてイライラ…疲れた親が手放していいこと

公開:2026-11-02 最終更新:2026-11-02 運営:九九ダッシュ運営

帰ってきてからずっと動画。声をかけても「あとでやる」。そんな姿を見るたびにイライラして、自分にも疲れてしまう。

そんな日が続いていませんか。勉強しない原因や全体の対策は「子どもが勉強しない…原因と、親ができること」にまとめています。

この記事は、勉強を教えている時ではなく「やらない姿を見てイライラする」場面に絞りました。

教えている時のイライラは「勉強を教えるとイライラする時の教え方」にあります。

この記事を書いた人:神奈川で共働き・子ども3人の親です。無料の九九ゲーム「九九ダッシュ」を作っています。わが家でも、子ども2人分のスマイルゼミが習慣にならず、解約しました。

イライラするのは、あなただけじゃない

文部科学省が令和6年度に行った保護者へのアンケートでは、子育てに悩みや不安が「いつもある」が18.8%、「ときどきある」が51.2%でした。

合わせて約7割の親が悩みや不安を感じています[1]。

いちばん下の子が小学1〜3年生の家庭では77.3%、小学4〜6年生では71.4%でした[1]。

勉強のことでイライラするのは、多くの家庭で起きていることです。

イライラしやすい「やらない姿」と言い換え

イライラは、だいたい同じ場面で起きます。場面がわかれば、先に言葉と手を用意できます。

表は筆者の整理で、言い換えの効果を確かめたものではありません。

表1 やらない姿を見た時の、よくある場面と言い換え(筆者の整理)
場面つい言うこと言い換えの例先に打てる手
ゲームや動画が終わらない「いつまでやってるの!」「あと何分で終わりにする?」始める時刻を先に決めておく
「あとでやる」と言って始めない「あとでって、いつ?」「何時にする?決めたら声はかけないね」本人が決めた時刻を紙に書いて貼る
机に座っても手が動かない「早くやりなさい」「どこで止まってる?」最初の1問だけ一緒に読む
寝る前に「宿題やってない」「なんで今言うの!」「今日はどこまでなら終わりそう?」帰ってすぐ、やることだけ一緒に確かめる
休みの日にずっとゴロゴロ「少しは勉強したら?」「午前と午後、どっちで10分やる?」休みの日は時間だけ決めて中身は任せる

言い換えのコツは、責める言葉を「選ばせる質問」にすることです。声かけの考え方は「やる気を引き出す声かけ」にくわしくまとめました。

もう1つ大事なのは、右の列の「先に打てる手」です。

言い方を変えるより、イライラする場面そのものを減らすほうが、親の負担は軽くなります。

口出しが増えるほど、こじれやすい

ドイツの小学4年生を追った2023年の研究では、親の統制(指示や口出しで動かそうとする関わり)が、成績や宿題の取り組みとよくない関連を示しました。

成績が低いと口出しが増えるという、逆向きの関連もありました[3]。

「やらない → 言う → もっとやらない → もっと言う」という循環に入ると、親も子も疲れます。

イライラした時に言葉を足すより、一度引くほうが循環を止めやすいと考えています(筆者の考えです)。

疲れたときに手放していいこと

全部をがんばると続きません。次のものは、手放しても大きく困らないと筆者は考えています。

毎日そばで見張ること

時間と場所だけ約束して、あとは任せる日をつくって大丈夫です。

見守りと放置のちがいは「ほっとくのはアリ?見守ると放置のちがい」で整理しました。

宿題の手伝いと丸つけを全部やること

中学生を対象にした分析では、宿題を手伝うことは成績ともっとも強い負の関連を示しました[4]。

答えを渡して子どもに丸つけさせる、自動で丸つけされる教材を使う、といった手があります。

毎回の「勉強しなさい」

約束の時刻を決めたら、言うのはその時刻の1回だけにします。言う回数が減ると、親のイライラも減りやすくなります。

合わなくなった教材を続けさせること

わが家のスマイルゼミは、最初は子どもが楽しんでいました。けれど、ごほうびに飽きて習慣にならず、解約しました。

手続きは電話ですんなり終わりました。解約の流れは「スマイルゼミの解約」にまとめています。

手放さないほうがいいこと

疲れが続くときは、ひとりで抱えない

子育ての疲れが強くなった状態は、研究では「親のバーンアウト」と呼ばれます。

42か国の親を調べた2021年の研究では、次の4つを中心の症状としていました[2]。

これは診断のためのものではありません。

こうした状態が続く時は、パートナーや家族のほか、自治体の子育て相談や学校のスクールカウンセラーに話してみてください。

先の文部科学省の調査でも、悩みがある親の12.0%は「特に解消策をとっていない」と答えていました[1]。

丸つけを手放したい方へ

スマイルゼミは、答えると自動で丸つけされる通信教育です。わが家が使っていた時も、丸つけをしなくてよいので親は楽でした。

ただ、わが家では習慣にならずに解約しています。「親の手間を減らす道具」と割り切って、時間と場所の約束とセットで使うのがおすすめです。

資料請求は無料です(2026年11月時点)。

PR|スマイルゼミ(小学生コース)

正直なところ

次の一歩

今夜は、表1から「いちばんイライラする場面」を1つだけ選んでください。その場面の「先に打てる手」を、明日だけ試してみます。

原因から見直したい時は「子どもが勉強しない…原因と、親ができること」、自分を責めてしまう時は「勉強しないのは親のせい?」も読んでみてください。

よくある疑問

子供が勉強しなくてイライラするのは、私だけですか?

そんなことはありません。文部科学省の令和6年度の調査では、子育てに悩みや不安がある親は約7割でした。

いちばん下の子が小学1〜3年生の家庭では77.3%です。

イライラして怒鳴ってしまいました。

落ち着いてから「さっきは大きな声を出してごめんね」と伝えれば大丈夫です。

次からは、怒りやすい場面の「先に打てる手」を1つ用意しておくと、同じことが起きにくくなります。

疲れて、もう勉強を見たくありません。

見張ることや丸つけは、手放しても大きく困らないと考えています。時間と場所の約束だけ残して、あとは任せる日をつくってください。

疲れが強く続く時は、自治体の子育て相談などに話してみてください。

夫婦でイライラのポイントが違います。

「宿題の時刻は本人が決める」など、約束だけそろえておくと楽になります。

教え方が違う時の工夫は、勉強を教えるとイライラする時の記事にまとめました。

参考にした資料

  1. 文部科学省「令和6年度 家庭教育支援推進のための調査研究(家庭教育についての保護者へのアンケート調査)事業 報告書」(文部科学省の掲載PDFで、2024年7月の調査、設問⑫の子育ての悩みや不安「いつも」18.8%・「ときどき」51.2%、末子が小1〜3年で77.3%・小4〜6年で71.4%、設問⑭の「特に解消策をとっていない」12.0%を確認。2026年11月2日に閲覧)
  2. Roskam, Mikolajczak ほか「Parental burnout around the globe: A 42-country study」Affective Science, 2021(論文PDFで、42か国・17,409人の親、親のバーンアウトの4つの中心症状(消耗・以前の自分との対比・喜びの喪失・子どもとの気持ちの距離)を確認。2026年11月2日に閲覧)
  3. Benckwitz, Kohl, Roloff, Lüdtke, Guill「Reciprocal relationships between parental and scholastic homework assistance and students' academic functioning at elementary school」Frontiers in Psychology, 2023(出版社の本文ページの要旨で、ドイツの小学4年生335人、親の統制がよくない関連を示し成績と相互に関連したことを確認。2026年11月2日に閲覧)
  4. Hill, Tyson「Parental involvement in middle school: A meta-analytic assessment of the strategies that promote achievement」Developmental Psychology, 2009(論文PDFで、宿題の手伝いがもっとも強い負の関連だったことを確認。2026年11月2日に閲覧)

この記事について:調査と研究の内容は、2026年11月2日に資料を開いて確かめたものです。表1の場面と言い換えは筆者の整理です。スマイルゼミの体験は運営者の家庭のもので、子どもの具体的な様子は書いていません。

九九のあとの家庭学習、うちに合う教材はどれ? 4つの質問で、スマイルゼミ・デキタス・ワンダーボックスから合いそうなものを出します。

家庭学習の教材を30秒で診断する

あわせて読みたい

読みもの一覧へ