九九カードは市販・手作り・無料印刷どれがいい?比べて選ぶポイント
結論:すぐ始めるなら市販、苦手な段だけなら手作り
- すぐに81枚そろえたいなら、紙がじょうぶな市販のカードが手軽です。
- 苦手な段だけ・遊びに合わせた形にしたいなら、手作りのカードが向いています。
- お金をかけずに試すなら、無料のプリントを印刷して切る方法もあります。
- 市販品は、枚数・表裏の書き方・リングの有無を見てから選びます。
比べたのはカードの用意のしかたです。個別の商品の使い心地は書いていません。3つの比較表へ
この記事を書いた人:神奈川で共働き・子ども3人の親で、九九ゲーム「九九ダッシュ」を作っています。
子どもの1人が九九を練習していました。この記事では、市販の九九カードの説明や自治体の資料を調べて、用意のしかたを比べました。
九九カードは、式を見てすぐ答えを言う練習に向いた道具です。
九九の覚え方の全体は「九九の覚え方とコツ」に、カードを使った遊びは「九九カードの遊び方6つ」にまとめています。
このページでは、カードの用意のしかたに絞って書きます。
市販・手作り・無料印刷の比較表
| 市販 | 手作り | 無料印刷 | |
|---|---|---|---|
| 費用 | カード代がかかる | 単語カードなどの材料費 | 紙とインク代 |
| 準備の時間 | 届いたらすぐ | 1つの段(9枚)なら短時間。81枚だと時間がかかる | 印刷して切るだけ |
| じょうぶさ | 厚紙が多く、じょうぶ | 材料による | 紙だと折れやすい |
| 自由度 | 表裏が決まっている | 答えだけ・絵入りなど自由 | 印刷できる形に限られる |
| 向いている人 | まずはめくり練習から始めたい | 苦手な段だけ・遊びに合わせたい | カードが合うか、まず試したい |
市販のカードの中身(枚数・表裏の書き方)は商品によってちがいます。費用は商品や材料で変わるので、金額は入れていません。
市販のカードを買う前に見るところ
「九九カード」と検索すると、いろいろなカードが出てきます。販売ページでは、次の点を確かめておくと選びやすくなります。
- 枚数:1の段まで入って81枚か。1の段なしの72枚か
- 表裏の書き方:表に式・裏に答えか。答えから式を考える面があるか
- 読み仮名:「しちは」「はっぱ」など、唱え方が書いてあるか
- リング:リングでとじてあるか、ばらばらか。めくり練習ならリングつきが扱いやすい
- 段の見分け:段ごとに色が分かれているか
- 大きさ:子どもの手で持ちやすいか。遊びに使うなら、床に並べられるか
手作りの九九カードの作り方|苦手な段の9枚から
手作りのよさは、作る枚数を選べることです。
81枚を一気に作ろうとすると大変なので、いま練習している段の9枚から始めるのがおすすめです。
用意するもの
- 無地の単語カード(リングつき)か、画用紙・厚紙
- 太めのペン(段ごとに色を変えるなら数色)
- 画用紙を使うなら、はさみと穴あけパンチ、リング
作る順番
- 作る段を決める:苦手な段か、学校で習っている段を1つ選ぶ
- 表に式を書く:「7×8」のように大きく書き、下に小さく読み方(しちは)を書く
- 裏に答えを書く:裏から透けないか、1枚目で確かめる
- 絵を足す(やりたい子だけ):さいたま市のサイトにある資料では、好きな絵と式・答えを組み合わせたカードを作り、絵と式をいっしょに見て覚える方法が紹介されています[1]
- 段ごとにまとめる:リングでとじて、段の数字を表紙に書く
子どもといっしょに作ると、書いている間も九九を唱えることになります。
字の大きさや読み方の書き方は、「九九の読み方一覧」を見ながらそろえると、まちがえにくくなります。
無料の印刷で用意する
まずはカードが合うかどうかを試したいときは、印刷した問題を切ってカードにする方法があります。
- 「九九テストのプリントを無料で作る」で段と問題数を選んで印刷し、1問ずつ切る
- 答えは裏に書くか、答えのページを見て確かめる
- 厚めの紙に印刷すると、折れにくくなる
カードではなく一覧表がほしいときは、「九九表を無料で印刷」も使えます。
カードと、声で答える練習を組み合わせる
カードは、目で式を見て答える練習です。テストや授業では「しちはー?」と耳で聞いて答える場面もあります。
カードで言えるようになった段は、無料の九九ゲーム九九ダッシュで、読み上げを聞いて答えてみるのもおすすめです。
正直なデメリット・向かない子
- カードは1枚ずつばらばらになるので、なくしやすいです。段ごとにリングや袋でまとめておくと安心です
- 手作りで81枚を作るのは、共働きの家庭では大変です。苦手な段だけに絞るのが現実的です
- カードだけでは「同じ数のまとまり」というかけ算の意味はわかりにくいです。意味があやふやな子は、絵本や図と組み合わせてください
次の一歩
カードが用意できたら、まずは1つの段を「言えた山」と「まだ山」に分けるめくり練習から始めましょう。
ほかの練習との組み合わせは、柱の記事「九九の覚え方とコツ」にまとめています。
よくある疑問
九九カードは何枚あればいいですか?
1の段から9の段まで全部なら81枚、1の段をのぞくと72枚です。
はじめから全部そろえなくても、いま習っている段の9枚から始めて、段ごとに足していけば足ります。
答えが裏にあるカードと、表にあるカード、どちらがいいですか?
めくり練習をするなら、表に式・裏に答えのカードが使いやすいです。
答えから式を考える練習や神経衰弱をしたいなら、答えだけのカードを別に作ると遊びの幅が広がります。
九九カードは何歳ごろから使えますか?
九九は小学2年生の秋ごろから習うことが多いので、その少し前からが目安です。
習う前に使うなら、5の段や2の段など、答えの並びがわかりやすい段だけにすると負担が少なくなります。
手作りの九九カードに、絵をかいたほうがいいですか?
かかなくても使えます。聞いて覚えるのが苦手な子には、絵と式を組み合わせたカードをすすめる資料もあります。
苦手な段だけ絵をつけるなど、手間に合わせて決めてください。
参考にした資料
- さいたま市ホームページ掲載の資料「絵と式で覚える九九カードの作り方(PDF)」(題名は運営者が内容から付けたもの)(好きな絵をかき、右側にかけ算の式と答えを書いて切り取り、真ん中で折って束ねるという作り方と、聞いて覚えるのが苦手な場合に試すとよいという説明を確認。資料に発行した課の記載はありませんでした)
この記事について:運営者は、市販の九九カードを使い比べていません。比較表は、売られている商品の説明と資料をもとに運営者が整理した目安です。2026年10月時点の情報です。