九九検定の合格カードを無料で印刷|家でできる暗唱テストの進め方
結論:九九検定は学校ごとの取り組み。家ではカードで「言えた」を残す
- 九九検定は、九九を唱えて合格をもらう学校の取り組みの呼び名です。全国共通の検定ではありません。
- 学校の例では「あがり・さがり・ばら」の3種類で、30秒以内に言えたらクリアでした。
- このページの合格カードは、A4・1枚に印刷でき、段ごとに3種類のチェック欄があります。
- 学校のカードがあるときは、そちらを優先します。
この記事を書いた人:神奈川で共働き・子ども3人を育てている、九九ダッシュ運営です。子どもの1人が九九を練習していたことから、九九ゲーム「九九ダッシュ」を自作しました。九九検定の例は、学校が公開しているおたよりや資料で確かめた範囲で書いています。
2年生の2学期になると、「九九検定が始まりました」「合格カードを持ち帰ります」というお知らせが届くことがあります。
家でも同じように聞いてあげたいけれど、何をどう聞けばいいのか迷いますよね。
このページでは、家で使える合格カードを印刷できるようにしました。
あわせて、学校の九九検定の実例と、家で検定をするときの進め方をまとめています。
九九を覚えるところから始めるなら、九九の覚え方とコツを先にどうぞ。
九九の合格カードを印刷する
段の並び順と、秒数を書く欄の有無を選んで「印刷する」を押してください。合格カードだけがA4・1枚で印刷されます。
合格したら、丸の中にシールやサインをどうぞ。
九九 合格カード
なまえ
あがり=×1から×9まで順番に/さがり=×9から×1まで逆から/ばら=バラバラに聞かれて答える。まちがえずに言えたら、丸にシールやサイン。
| 段 | あがり×1→×9 | さがり×9→×1 | ばらバラバラ | 合格した日 |
|---|
ぜんぶの段、合格!
九九ダッシュ(asobilab.dev)
学校の九九検定・暗唱テストの例
九九検定や暗唱テストのやり方が書かれていた、学校の公開資料をまとめました。同じ「九九検定」でも、やり方は学校ごとにちがいます。
| どこの例 | やり方 | 合格・カード |
|---|---|---|
| 調布市の小学校(2022年度の学年だより)[1] | あがり・さがり・ばらの3種類の九九検定を、算数の授業や学級で行う | 目標は10秒以内、検定は30秒以内でクリア。検定カードを1人2枚(学校用と家庭用) |
| 奈良県吉野町の小学校(2003年ごろの実践報告)[2] | 九九の暗唱チェックと、九九50問を5分間で行うテスト | 「九九がんばりカード」で合格に挑戦 |
| 富山県上市町の小学校(2025年12月の学校だより)[3] | 2年生が校長室で九九を唱えて聞いてもらう | 「最終合格」を目指して校長室を訪れる |
調布市の例では、検定カードの家庭用は家での練習に使い、学校用は検定のために学校に置いておくと書かれていました[1]。
また、まずは「あがり」が言えることが大切で、あがりができたら次の段のあがりに進むのもよいとされていました。
上市町の例のように、担任の先生だけでなく校長先生が聞く学校もあります[3]。子どもにとっては、ちょっとした発表の場になっているようです。
家で九九検定をするときの進め方
家で検定をするときは、学校のやり方にそろえるのがいちばんです。学校の様子がわからないときは、次の順番で進めると無理がありません。
- 学校で習った段と言い方を確かめる:教科書やプリントで、いま習っている段と読み方を確かめます。読み方は九九の読み方一覧で聞けます。
- あがりから聞く:子どもに×1から×9まで唱えてもらい、止まらずまちがえずに言えたら、カードの「あがり」に印をつけます。
- さがりに進む:あがりに慣れたら、×9から逆に唱えてもらいます。
- ばらで仕上げる:カードをまぜて1枚ずつ見せたり、親がバラバラに聞いたりします。
- 合格した日を書く:日付が並ぶと、子どもも「先週はここまでだった」とふり返れます。
3種類の練習のちがいは、上がり九九・下がり九九・バラ九九のちがいにくわしく書いています。ばらの練習には、市販の九九カードが便利です。
合格の基準は、家族で決めていい
九九検定の秒数は、学校によってちがいます。
家では、最初は「止まらずにまちがえずに言えたら合格」くらいにしておき、慣れてきたら秒数を足すと続けやすくなります。
カードの「秒」の欄は、そのときに使ってください。
1つの段を何秒で言えるかを計るタイマーは、九九は何秒で言えたらいい?の記事に置いています。学校の例の秒数も、そちらにまとめました。
紙で書いて確かめたい場合は、九九のドリルや、九九テストのプリントを組み合わせる方法もあります。
唱えて言えることと、書いて答えられることは、少しちがう力だからです。
バラバラに出る問題でくり返し練習したいときは、無料の九九ゲーム「九九ダッシュ」も使えます。
答えるまでの時間で、81個の九九ごとに習熟が色で分かります。
検定が向かない子・気をつけたいこと
- 合格・不合格がはっきりするぶん、プレッシャーで言えなくなる子もいます。そのときは、カードをいったんしまって大丈夫です。
- 暗唱は、聞いて覚えることが前提の練習です。聞いて覚えるのが苦手な子には合わない場合がある、と指摘する記事もありました[4]。九九表を見て確かめる方法も選べます。
- あがりの暗唱だけで合格にすると、歌のように音の流れで覚えていて、バラバラに聞かれると止まることがあります。
どうしても覚えにくい段があるときは、九九が覚えられない子の悩みもあわせてどうぞ。
よくある疑問
九九検定は、全国共通の検定ですか?
公開されている資料で見たかぎり、学校や学級ごとの取り組みの呼び名で、全国共通の検定や資格ではありませんでした。
進め方や合格の基準は学校によってちがうので、お子さんの学校のやり方は先生に確かめてください。
学校で合格カードをもらっています。このカードも使ったほうがいいですか?
学校のカードがある場合は、学校のカードを優先してください。
このページのカードは、学校の検定がない場合や、家で練習した記録を残したい場合の予備として使うのがおすすめです。
何秒以内に言えたら合格にすればいいですか?
全国共通の秒数の決まりは見つかりませんでした。学校の例では「10秒以内が目標、30秒以内でクリア」がありました。
家では「止まらずにまちがえずに言えたら合格」くらいから始めて、慣れてきたら秒数を足すと続けやすいです。
検定の練習をいやがるときは?
検定は、合格・不合格がはっきりするぶん、プレッシャーになる子もいます。
いやがるときは、カードをいったんしまい、ゲームや歌のように結果を気にせずに唱える練習にもどしてください。
次の一歩として、九九全体の練習の進め方は九九の覚え方とコツからどうぞ。
参考にした資料
- 調布市立上ノ原小学校 第2学年 学年だより「たんぽぽ(令和4年9月30日)」(九九検定を算数の授業や学級で行うこと、目標は10秒以内・検定は30秒以内でクリア、あがり・さがり・ばらの3種類、検定カードを1人2枚配り学校用と家庭用に分けることを確認)
- 文部科学省 掲載「奈良県吉野町立吉野小学校の実践報告」(九九の暗唱チェック、九九50問を5分間で行うテスト、「九九がんばりカード」で合格に挑戦していることを確認。2003年ごろの資料)
- 上市町立南加積小学校「学校だより 南っ子だより(令和7年12月22日号)」(2年生が校長室で九九を披露し、「最終合格」を目指していることを確認)
- HugKum「「九九」は聞いて覚える? 見て覚える? 暗唱だけに頼っていると思わぬ落とし穴も!」(暗唱は聞いて覚える学習で、聞いて覚えるのが苦手な子には合わない場合があること、九九表を見て確かめる方法を確認。紹介する商品のショップ店主への取材記事です)
この記事について:2026年10月時点で、上の資料を開いて確かめた内容です。学校の例は、それぞれの学校・年度のもので、全国の学校のやり方を表すものではありません。九九検定を全国で行っている団体や、公的な合格基準は確認できませんでした。合格カードは運営者が作ったもので、学校の検定とは関係ありません。専門家の監修は受けていません。