2の段の覚え方|読み方と答えの決まり、5問のミニテスト
2の段は、答えが2ずつ増えていく、九九の中でもとっつきやすい段です。
それでも「ににんがし」の言い方や、「にし」と「にしち」の聞きまちがいで止まる子はいます。
このページでは、2の段の読み方を声で確かめられる表と、答えの並びの決まり、つまずきやすい所、覚えるコツをまとめました。
最後に、その場で答え合わせできる5問のテストがあります。
登録なし・声で覚える、無料の九九ゲーム
会員登録なし・無料。問題と答えを声で読み上げるので、目と耳の両方で九九を覚えられます。苦手な九九は自動で多めに出ます。
無料の九九ゲーム「九九ダッシュ」であそぶ2の段の読み方(9個)
2の段の9個の九九を、読み方と答えといっしょに並べました。🔊を押すと、九九ダッシュの読み上げと同じ声で聞けます。
「答えをかくして唱える」を押すと、答えの部分がかくれるので、表を見ながら唱える練習に使えます。
| 九九 | 読み方 | 答え | 声 |
|---|---|---|---|
| 2×1 | にいちがに | 2 | |
| 2×2 | ににんがし | 4 | |
| 2×3 | にさんがろく | 6 | |
| 2×4 | にしがはち | 8 | |
| 2×5 | にごじゅう | 10 | |
| 2×6 | にろくじゅうに | 12 | |
| 2×7 | にしちじゅうし | 14 | |
| 2×8 | にはちじゅうろく | 16 | |
| 2×9 | にくじゅうはち | 18 |
音声:VOICEVOX:ずんだもん。読み方は九九ダッシュの読み上げと同じです。教科書や地域によって少しちがう読み方をすることがあるので、学校で習った言い方を優先してください。
2の段の答えの並びの決まり
2の段の答えは、2、4、6、8、10、12、14、16、18です。かける数が1増えると、答えは2増えます。
学校でも、この「かける数が1ずつ増えるときの答えの増え方」を手がかりに九九をつくっていきます[1]。
| 九九 | 答え | 九九 | 答え |
|---|---|---|---|
| 2×1 | 2 | 2×6 | 12 |
| 2×2 | 4 | 2×7 | 14 |
| 2×3 | 6 | 2×8 | 16 |
| 2×4 | 8 | 2×9 | 18 |
| 2×5 | 10 | — | — |
表のように、2×6から2×9の答えは、2×1から2×4の答えに10をたした数です。
一の位は「2・4・6・8・0」をくり返すので、後半は前半の答えに「じゅう」をつけるだけ、と考えることもできます。
もう1つの決まりは、答えがすべて偶数(2でわりきれる数)になることです。
もし「2×7=15」のように奇数の答えが出たら、それだけでまちがいだとわかります。
また、2×7の答えは「7+7」と同じです。2の段は「同じ数を2回たす」こととつながっているので、忘れたときにたし算で確かめられます。
2の段でつまずきやすい所
2×2だけ「ににん」になる
2×2は「ににんがし」と読みます。
「にに」ではなく「ににん」と「ん」が入るのは2の段ではここだけで、「ににがし」「ににがよん」と言ってしまいやすい所です。
「が」が入るのは2×4まで
2×1から2×4までは、答えが1けたなので、あいだに「が」が入ります(にいちがに、ににんがし、にさんがろく、にしがはち)。
2×5からは「が」がなく「にごじゅう」です。この切りかわりで「にごがじゅう」と言ってしまう子もいます。
答えが1けたのときだけ「が」が入るのは、ほかの段でも同じ決まりです。
「にし」と「にしち」
2×4の「にしがはち」と、2×7の「にしちじゅうし」は、出だしの音が似ています。
さらに2×7は答えの14も「じゅうし」と読むので、1つの九九の中に「しち」と「し」が両方出てきます。
九九では4を「し」、7を「しち」と読むことを、ここではっきりさせておきましょう。
順番どおりなら言えるのに、とばすと止まる
2の段はすらすら言えても、「2×6は?」と聞かれると、頭の中で「にいちがに…」と最初から唱えている子がいます。
順番どおりに言えたら、逆から言う、バラバラに聞く、と進めます。
2の段の覚え方のコツ
「2つで1組」のものを数える
くつ、手ぶくろ、目、自転車の車輪など、2つで1組のものは身の回りにたくさんあります。
「くつが7足あったら、くつは何こ?」のように聞くと、2×7が「2こずつのまとまりが7つ」だとイメージしやすくなります。
たし算で確かめる
答えに自信がないときは、かける数を2回たします。2×8なら8+8=16です。
たし算で確かめられる段は、まちがえても自分で直せるので、ひとりで練習しやすい段です。
「に、し、ろ、は、とお」で2ずつ数える
2ずつ数える「に、し、ろ、は、とお」という数え方は、2の段の答えの並びそのものです。
九九を唱える前に、階段をのぼりながら2ずつ数える遊びをしておくと、答えの並びに先になじめます。
2の段を覚えると、ほかの段の「×2」もわかる
かけ算は、かける順番を入れかえても答えが同じです(2×7と7×2はどちらも14)。
2の段をしっかり覚えると、あとで習う段の「×2」(6×2、7×2…)も、すでに知っている答えになります。
学校では何番目に習う?
2の段は、学校では5の段の次に習うことが多い段です。
広島市教育センターの学習指導案では、5の段→2の段→3の段→4の段の順に扱い、2の段は「5の段の九九の構成の仕方を基に」つくる流れになっていました[1]。
東京書籍の教科書を使った羽曳野市の学習指導案も、同じ5・2・3・4の段の順でした[2]。
教科書や学校によって順番がちがうこともあるので、お子さんの教科書で確かめてください。
段の順番の理由は「九九を覚える順番」の記事にまとめています。
2の段の小テスト(5問)
2の段から5問を、順番をまぜて出します。5問目だけは、答えから「かける数」を考える問題です。
答えから式を考える力は、3年生で習うわり算につながります。
2の段から5問。数字を入れて「答え合わせ」を押してください。
九九ダッシュで2の段を練習する
無料の九九ゲーム「九九ダッシュ」では、2の段だけを選んで練習できます。
下のボタンを押すと、2の段が光った「どの段にする?」の画面が開くので、2の段をタップすると始まります。
- だんをえらぶ:2の段から15問。最初の9問は順番どおり、残りの6問はバラバラに出ます。
- きいてこたえる:式を見せずに、声だけで問題が出ます。読み方と答えを耳で結びつける練習になります。
- 九九マップ:81個の九九の習熟が色でわかります。3回つづけて1.8秒以内に答えると金色になるので、「2の段の9マスを金色に」を目標にできます。
順番どおりの唱え方から、逆から、バラバラへと進める練習の順番は、「上がり九九・下がり九九・バラ九九」の記事にまとめています。
81個すべての読み方は「九九の読み方一覧」で聞けます。
段ごとの覚え方:2の段 3の段 4の段 5の段 6の段 7の段 8の段 9の段
よくある疑問
2の段は、習う前に練習しておいたほうがいいですか?
急ぐ必要はありませんが、2ずつ数える遊びや、くつを数える遊びなど、九九の形にしない練習なら入りやすいです。
学校で習う時期は「九九はいつ習う?」の記事にまとめています。
2×8は「にはち」と「にっぱ」のどちらですか?
九九ダッシュは「にはちじゅうろく」と読み上げています。
九九の読み方は教科書や地域で少しちがうことがあるので、学校で習った言い方がある場合は、そちらに合わせてください。
順番には言えるのに、バラバラに聞くと答えられません。
よくあることです。順番どおり→逆から→バラバラ、の順に進めると、段の中のどこからでも答えられるようになります。
このページの小テストも、順番をまぜて出題しています。
参考にした資料
- 広島市教育センター「第2学年 算数「新しい計算を考えよう〔かけ算(1)〕」学習指導案」(指導計画で5の段→2の段→3の段→4の段の順に扱うこと、九九の構成を「累加の考え方や乗数と積の関係などを基に」考えさせること、評価規準の「乗数が1ずつ増えるときの積の増え方や交換法則」を確認)
- 羽曳野市「令和7年度 第2学年 算数「新しい計算を考えよう かけ算(1)」学習指導案」(東京書籍「新編 新しい算数2」を使った全18時間の計画で、5の段(第8〜9時)、2の段(第10〜11時)、3の段(第12〜13時)、4の段(第14〜15時)の順に扱うことを確認)
この記事について:九九の読み方は、九九ダッシュのゲーム本体の読み上げデータと同じものを使っています。学習指導案は、学校での扱いの一例です。教科書や学校によって、習う順番や読み方がちがうことがあります。答えの並びの決まりは、運営者が九九の答えから確かめてまとめたものです。