九九を覚える順番|学校は5の段から。おすすめの順番と、その理由
「九九は1の段から順番に覚えるもの」と思っている方も多いかもしれません。じつは、小学校の授業では5の段から始めるのが一般的です。
このページでは、学校での順番と、その理由、家庭で練習するときのおすすめの順番をまとめました。
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九九ダッシュは、ブラウザで遊べる九九ゲームです。段をえらぶ・きいてこたえる・タイムアタック・にがてたいじの4つのあそび方があります。
無料の九九ゲーム「九九ダッシュ」であそぶ学校では、5の段から始まる
東京書籍の教科書を使った岩手県の学習指導案では、2年生の「かけ算(1)」の単元で、5、2、3、4の段の九九を扱うとされています[1]。
続く「かけ算(2)」では、練馬区の学習指導案に6、7、8、9、1の段の九九をつくり、確実に唱えることが目標として書かれています[2]。
| 単元 | 段の順番(例) |
|---|---|
| かけ算(1) | 5の段 → 2の段 → 3の段 → 4の段 |
| かけ算(2) | 6の段 → 7の段 → 8の段 → 9の段 → 1の段 |
教科書や学校によって細かい順番はちがうことがあります。お子さんの教科書で確かめてください。
習う時期(2年生の秋ごろが多い)は「九九はいつ習う?」の記事にまとめています。
なぜ5の段から?
理由は資料には書かれていませんでしたが、次のように考えると自然です(運営者の見立て)。
- 答えが「5、10、15…」と、5ずつ増えるのが目で見てわかりやすい
- 時計の長い針(5分ずつ)や、5円玉・手の指5本など、身近なものと結びつけやすい
- 答えの一の位が「5」と「0」のくり返しになり、まちがいに気づきやすい
また、あとの段は、前に習った九九を使って「つくる」流れになっています。
宮城県の資料では、すでに習った九九を使って6の段をつくる授業の流れが示されています[3]。
1の段が最後なのは、ほかの段を学んだあとなら「1をかけても同じ数」というきまりがすぐわかるから、と考えられます。
家庭でのおすすめの順番
学校で習っている時期は、学校に合わせる
授業と同じ段を家でも唱えると、学校での「できた!」がふえます。先に進みすぎず、習った段をくり返すのがおすすめです。
先に練習するなら、やさしい段から
入学前や2年生の夏までに少しふれておきたいなら、5の段・2の段のような、答えの並びがわかりやすい段から始めましょう。
苦手になりやすい6〜8の段は、時間をかけて
ベネッセの調査では、2年生の九九で正答率が低かった段は6・7・8の段でした[4]。
この3つの段は、ほかの段より練習の回数を多めにとりましょう。苦手な段の対処法は別の記事にまとめています。
順番に言えたら、次は「バラバラ」
「しちいちがしち、しちにじゅうし…」と順番に唱えられても、いきなり「7×6は?」と聞かれると答えられない子はよくいます。
順番に言えるようになったら、次は問題をバラバラにして練習します。
- 段の中で、順番どおりに唱える
- 段の中で、逆から唱える(7×9 → 7×1)
- 段の中で、バラバラに答える
- いろいろな段をまぜて答える
九九ダッシュの「だんをえらぶ」は、1つの段を15問、順番をまぜて出題します。
よくある疑問
1の段から順番に覚えてはいけませんか?
いけないわけではありません。
ただ、学校の授業は5の段から始まることが多いので、2年生になったら学校の順番に合わせると混乱が少なくなります。
九九は何年生で、いつごろ習いますか?
小学2年生の算数で学びます。教科書会社の年間指導計画の例では、秋(10月ごろ)から冬にかけて学ぶ計画になっていました。
くわしくは「九九はいつ習う?」の記事を見てください。
全部の段を覚えるのに、どれくらいかかりますか?
学校では、かけ算の単元に数か月をかけて、段ごとに少しずつ進みます。
家庭では、1日5分ほどを続けるほうが、長時間まとめてやるより続きやすいです。
参考にした資料
- 岩手県立総合教育センター「第2学年 算数「かけ算(1)」の学習指導案(東京書籍)」(「本単元では、5、2、3、4の段の九九を扱う」という記述を確認(検索結果の要約で確認))
- 練馬区立小学校「第2学年 算数「かけ算(2) 九九をつくろう」の学習指導案」(「乗法九九(6、7、8、9、1の段)を構成し、確実に唱えることができる」という目標を確認(検索結果の要約で確認))
- 宮城県「2年 かけ算 乗法九九(6の段)の資料」(既に習った九九を使って、まだ習っていない6の段をつくるという流れを確認(検索結果の要約で確認))
- ベネッセ教育総合研究所「小学生の計算力に関する実態調査 2013 報告書」(2年生の乗法九九の結果の部分。正答率の低い段が6・7・8の段、乗数で注意が必要なのが4・7・8、最も多い誤答が6×8・8×6・6×7・7×6の式、「し」「しち」などの混同、言い間違いが原因と思われるとの考察を確認。表の数値はPDFの読み取りが安定せず、確認できませんでした)
この記事について:この記事を書いた環境から資料のページを開けなかったため、「検索結果の要約で確認」と書いた資料は、検索結果の題名と要約で内容を照合しました。数字や文言は原文で確かめてください。ベネッセの調査は、以前の記事で資料を開いて確認したものです。